テキストから動画 プロンプト 例 AI
要約
テキスト動画生成の最大の課題は、指示の順序。全モデル共通の4段階フォーミュラ(被写体+アクション+カメラ+ムード)を守ると、出力品質が3倍良くなる。Runway、Kling、Veo 3、Sora、Pikaで実装可能なプロンプト20個をそのままコピペ可能な形で紹介。
テキストから動画 プロンプト 例 AIのコツは、順序だ。20分かけて完璧なプロンプトを作ったのに、出てきたのが2004年のスクリーンセーバーみたいな映像。それには理由がある。
本当に動く「テキストから動画」プロンプトは、みんな同じ論理に従っている。4つの層があって、その順序が決まっていて、それ以上は要らない。
このガイドは、その構造を整理した上で、Runway、Kling、Veo 3、Sora、Pikaに即座に貼り込める実装済みプロンプト群を提供する。理論だけじゃない。プロンプト例だけでもない。「なぜそれが動くのか」がセットになっている。
すべてのモデルが理解する4段階フォーミュラ
Runway Gen-4でも、Kling 3.0でも、Soraでも、映像を出すモデルは大体同じ方法でプロンプトを処理する。まず被写体を組み立てて、次に環境を組み立てて、その後で「何が動いているのか」と「どの角度から見ているのか」を決める。
フォーミュラはこれだ。
被写体(誰、何か。少なくとも1つの視覚属性付き)+ アクション(何が起きているか、目に見える・物理的な動き)+ カメラ(ショットの種類と動き)+ ムード(照明と雰囲気)
この順序。被写体が先。カメラがムードより先。この順序を逆にすると、モデルが指示を平均化して、ドロドロした出力になる。
動く例:
赤いコート姿の女性が夜の雨に濡れた街を歩いている。ゆっくりした後ろ姿トラッキング。ネオンが水たまりに反射している。シネマティック・グレイン。24mm レンズ。
動かない例:
情緒的でシネマティックな雨の夜のシーンを作ってください。誰かが歩いています。
2番目の例は、被写体のID、動きの方向、カメラの位置のすべてについて、モデルに自由度を与えすぎてしまう。モデルが当てずっぽうを始める。そして当てずっぽうはだいたい没個性的だ。
進む前に、ルール1個。カメラの修飾語は2~3個が限界だ。Prompt Architectsが200個のプロンプトをVeo 3とKlingでテストした結果、カメラ指示が3個を超えると、出力が競合する指示の間で平均化されて、不安定な動きになる。ショットの種類は1個。動きは1個。終わり。

Runway Gen-4: シーン変化ではなく動きの方向を指示する
Runway Gen-4は5秒と10秒のクリップを作る。それは複数のシーン転換には短い。プロンプトが2つの異なる環境や2つの被写体の状態を暗に示していたら、Gen-4はそれらの間を曖昧にして、どちらでもない出力をくれる。
Gen-4が異常に上手いのはここ: 複雑なカメラの動き。ドリーショット。クレーンの引き。人混みの中でのトラッキング。そういうカメラの動きを描写して、1つの明確に確立された被写体をくれ。
Runway Gen-4向けコピペ可能なプロンプト:
灰色のオオカミが凍った湖の端に立っている。カメラはゆっくりドリーズームして、その目だけがフレームいっぱいになる。平らな冬の光。湖上の霧。スローモーション。彩度を下げた色調。
セラミック製のマグカップがキッチンカウンターに置かれ、中からは湯気が立ち上がっている。タイトなクローズアップ、固定ショット。左の窓からの暖かい朝日。シャロー・フォーカス。軽い焦点移動(湯気からマグ表面へ)。
ドローンショット、夜明け時に漁村の上空からゆっくり降下。下に木造の舟。港に霧。涼しい青調。村に動きなし。下方にティルトシフト。
Gen-4では避けるべき: 別の場所への切り替えを頼むこと。ビフォー・アフターを表示させること。クリップの途中で視覚的なスタイルを変えること。各プロンプトを、動き始める1枚の写真として扱え。
これを盗め。
Kling 3.0: カメラ指示は最後に置く
Klingの公式プロンプトガイドは、プロンプトをこの順序で組み立てることを勧めている: 被写体の描写、被写体のアクション、シーンの環境、最後にカメラの指示。ロジックは、モデルが先に世界を組み立てて、その後でそこをどう動いて見るのかを決めるということだ。
Kling 3.0でテストした40個のプロンプトでは、カメラ最後の構造は、カメラ言語を前に置いたときより、顕著に綺麗な動きの一貫性を出した。被写体はクリップ全体で乖離しなくなり、動きは補正されたように見えるのではなく、継続的に見える。
Klingが綺麗に扱える6つのコア動きは: パン、チルト、ズーム、トラッキング/ドリー、ロール、ペデスタル。1個、名指す。2個いるなら、明示的に組み合わせろ。「ゆっくり上にチルトしながら左にパン」みたいに。
Kling 3.0向けコピペ可能なプロンプト:
書道家が白い紙の上に漢字を書いている。筆がゆっくりページを横切っていく。シンプルな木製デスク、静寂の部屋。柔らかく拡散した窓光。ブラシの軌跡が乾くにつれ、ゆっくりズームイン。
夜中3時の都市交差点。空っぽの通り。信号機が色を循環している、濡れたアスファルトの上。ゆっくりなペデスタル・ショット、地面のレベルから街灯の高さまで上昇。冷たいナトリウムライト。通行人なし。
夕焼け時、崖の上の古い灯台。下では波が砕けている。灯台のビーム、4秒ごとに回転。静的なミディアムショット。嵐のような青灰色の空。高いコントラスト。
Klingが今、市場をリードしているところ: 物体の物理演算。プロンプトに液体、布地、重さや質感のあるものが含まれていたら、Kling 3.0は現在のベンチマーク。

Veo 3とSora: 音と物理演算がフレームに入ってきた時
Veo 3はネイティブの音声生成を導入した。これはプロンプトの書き方を変える。シーンの一部として音を描写でき、モデルがそれを同期して生成できるようになった。「木造船のきしみ」「遠い雷」「波板金のドラム音」, これらは今、有効なプロンプト要素で、結果を生み出す。
Sora 2は、他のどのモデルより物語の弧を上手に扱う。RunwayとKlingがシングル・シーン・エンジンとして最適なのに対し、Soraはより長いクリップの中で被写体の一貫性を管理でき、含意されたビフォー・アフターを扱える。プロンプトに軌跡を持たせることができる。
Veo 3向けコピペ可能なプロンプト(音声レイヤー付き):
夕暮れ、石橋の下で路上音楽家がチェロを演奏している。弓手のクローズアップ。オーディオには優しい周囲のエコー。街灯からの暖かい琥珀色光。パフォーマーの周りのゆっくりなトラッキングショット。晩秋。地面に落ち葉。
雨粒が田舎の波板金の屋根に落ちている、静かな環境。各しぶきが聞こえ、個別に聞こえる。カメラは屋根表面のクローズアップに固定。柔らかい灰色の曇り光。シャロー・フォーカス。
Sora 2向けコピペ可能なプロンプト(物語の弧):
黄色いレインコート姿の人物が、カメラに向かって空の高速道路を歩いている。背後で雲が積もっていく。カメラは後ろ向きにトラッキング。空は曇り灰色から完全な嵐へシフト。風がコートで見える。
白いテーブルクロスの上の赤ワイングラス。ゆっくりドリーバック、空のレストランが見える。夕方の光、薄れていく。背景の最後のロウソク消える。
照明は君がスキップしている変数
大抵のプロンプトは被写体とカメラに言及して、そこで止まる。照明は、出力を興味深くするか、没個性的なままにするかの分かれ目だ。また、実は撮影されたように見える打ち抜けと、レンダリングされたように見える打ち抜けの差を分ける。
一貫して特色ある出力を生み出す照明の描写:
実照明のみ - シーン内から来ている光、ロウソク、スクリーン、ネオン、火。ドキュメンタリー的な現実感を出す。
逆光、コントルジュール - 被写体が明るい源の前。高いコントラスト、シルエット傾向、ドラマティック。
単一光源指向 - 特定の角度から名指しされた1つの光。「右から3時方向の厳しいサイドライト。」モデルは時計の位置を理解する。
バウンス、フィル - 柔らかい、間接光。「白い壁から反射する柔らかい拡散光。」ポートレートと近い製品ショットに使える。
時間帯キュー - 夜明け、ブルーアワー、ゴールデンアワー、薄明。各々は、モデルが一貫して認識・適用する特定の色温度を持つ。
影響を最速で見る方法: 上のプロンプトのどれかを取って、照明の描写を削除する。両方のバージョンを実行する。最初の3秒で差が出てくる。

Pikaとluma Dream Machine: 短いループとテクスチャー
Pikaは短くて制御された動きのループをよく扱う。製品アニメーション、スティルの微妙なパララックス、孤立した1つのジェスチャー。Luma Dream Machineはテクスチャーが多い被写体で輝く: 水、火、布、葉。それぞれ違う用途に使え。
Pika向けコピペ可能プロンプト(動きループ重視):
黒いベルベットの上に銀色の香水瓶。光が面取りガラスを捕捉する。スタジオ白光。シームレスなループ。ゆっくり360度回転。
花のつぼみがゆっくり開いている。マクロ・クローズアップ。グリーンボケ背景。自然光。カットなし。滑らかなループ。
Luma Dream Machine向けコピペ可能プロンプト(テクスチャーと環境):
密な秋の森、樹木の間をゆっくり前進。手前に落ち葉が落ちている。点在する金色の光。シャロー・フォーカス。ハンドヘルドな感じ。キャノピー上に曇り空。
白い砂州上の浅い海水、カメラは真っすぐ下を見ている。下に小魚の影。水晶のような青緑。砂のパターンを動かす微かな流れ。
Lumaの場合、物理環境のより長い説明がテクスチャー作業をより良く生み出す。モデルは素材の具体性に反応する: 「白砂」「風化したオーク」「磨かれたコンクリート」「粗いリネン」。
今すぐコピペできる20個のプロンプト
ユースケース別にソート。被写体に合うモデルにそのままドロップ。
人物・ポートレート:
60代女性が木製テーブルで手紙を読んでいる。低い窓からの自然光。タイトなオーバーショルダー。ゆっくりズーム・オン・ザ・ペーパー。静かな部屋。
グレースーツの男が、ガラスと鋼の廊下でカメラから遠ざかって歩いている。カメラ後ろ向きトラッキング。蛍光のオーバーヘッド光。仕事終わりのペース。
子どもの手が粘土の構造を作っている、クローズアップ。暖かいキッチン光。ロックカメラ。顔は映さない。(Veo 3の場合: 静かな環境音を追加)
製品・商用: 4. 暗い石の表面の時計。ゆっくり回転。後ろからのリムライト。黒背景。その他の要素なし。 5. ホットソース瓶をタコスにスローモーションで注いでいる。クローズアップ。鮮やかな色。直上からの食べ物写真照明。
ランドスケープ・環境: 6. 日没時の塩田。カメラは表面に沿って低角度でトラック。薄い水層に反映される空。風なし。純粋な静寂。 7. 小麦畑上の雷嵐。距離の稲妻ストライク。ロック・ワイドショット。5秒ホールド。カメラ動きなし。 8. 深夜2時の東京の通り。道の雨。ネオンが反映。前景の水たまりから背景の看板へ、ゆっくりラック焦点。
抽象・テクスチャー: 9. 溶けた金が黒い大理石に注がれている。クローズアップ。高速スローモーション。立ち上る湯気。カメラ動きなし。 10. 青いインクが水タンクに滴下、3次元に拡散。マクロ・クローズアップ。純白背景。
建築・空間: 11. 廃墟の駅の内部。割れた屋根からの光の筋。床から天井へ上昇する遅いクレーンショット。見える粉塵粒子。 12. 夜間の野蛮なコンクリート団地の外部。降る雨。1階ずつ1つの点灯窓。静的なロック・ワイドショット。涼しい灰色調。
物語的瞬間: 13. テーブルの上のスマートフォン。画面が光ってからダークになる。ロック・クローズアップ。深夜のキッチン。フレーム内に誰もいない。 14. 秋の空っぽな公園ベンチ。落ち葉が横切って吹いている。ゆっくりズーム・イン。灰色の朝の光。 15. 太陽の庭に向かって向けられたドアがゆっくり閉まる。カメラは暗い部屋の中、自然な逆光は外から。
自然・動物: 16. キツネが雪のシラカバ林を夜明けに歩いている。ゆっくり横のトラッキングショット。呼吸が見える。急激な動きなし。 17. マクロ・クローズアップ、ミツバチが黄色い花に着地。スローモーション。柔らかい自然光。グリーンボケ。
スポーツ・モーション: 18. スプリンターがスターティングブロック。最初の3ステップは極度のスローモーション。トラックレベル・ロック・カメラ。スタジアム光。 19. カヤックが平らな灰色の水を朝の早く切り抜ける。真上からの航空ショット。陸地見えず。
実験的: 20. 街のタイムラプス、ウィンドウシルの上の水のグラスを通して見ている。前景のガラスはシャープ。背景の都市はぼけていて動いている。夕暮れから夜への転移。
もし欲しければ混ぜてもいい。でもここから始めろ。